市役所では、
財産調査という業務を行います。
今回は、
財産調査とは何かについて見ていきましょう。
▼市役所が行う
財産調査市役所が行う
財産調査とは、どのようなものなのでしょうか。
■税金滞納に対して行われる業務
財産調査とは、税金の支払いを滞納している人に対して行われる業務です。
税金を納めるのは国民の義務と定められているため、仮に自己破産をした人にも納税の義務は発生します。
そのため所得税や住民税といった税金を滞納している場合、行うのが
財産調査です。
■差し押さえのための調査
税金を滞納すると、市役所から督促状が届いたり、電話で納税を促す連絡がきます。
それでも滞納し続ける人に対しては、最終的に財産の差し押さえを行わなければなりません。
この財産の差し押さえをするにあたって、事前に行う調査が
財産調査です。
滞納者がどのような財産を持っているのかを調べ、その中に金銭的価値があると判断したら、差し押さえ対象となります。
■地方税は市役所の職員が行う
税金には国に納めるものと、地方自治体に納めるものとにわかれます。
地方税に関する場合は市役所の職員が行い、担当する市役所職員は徴税吏員として大きな権限を持っているのが特徴です。
銀行口座から個人の所有物に至るまで、本人の許可なく調べられるばかりか、事前通告なしに捜索することが認められています。
▼まとめ
市役所が
財産調査を実施した場合、食い止めるのは困難です。
そのため、税金を滞納している場合は早めに
行政書士に
相談するのがいいでしょう。
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