同じ法律家ではあるものの、
行政書士と司法書士には違いがあります。
今回は、
行政書士と司法書士の違いについて見ていきましょう。
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行政書士と司法書士の違い
行政書士と司法書士では、いくつか違いがあります。
■国家資格に基づく法律の違い
行政書士と司法書士は同じ国家資格ですが、それぞれ国家資格に基づく法律が違います。
行政書士は
行政書士法に基づく国家資格なのに対し、司法書士は司法書士法に基づく国家資格です。
どちらにも専門に行うべき内容が法律で定められているため、
行政書士にできることと司法書士にできることに違いが生じるというわけです。
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行政書士の仕事
行政書士の主な仕事は、税務署や保健所などの官公署と呼ばれる役所に提出する種類の作成です。
さらに、作成した書類を依頼人の代わりにそれぞれの役所に提出する届け出の代行や、さまざまな手続きの代理も含まれます。
近年、これらの手続きがコンピュータ化によって簡略化されてきたこともあり、書類作成業務に代わってコンサルタント業務がメインになりつつあるのが特徴です。
■司法書士の仕事
司法書士の主な仕事は登記に関する業務で、不動産登記や商業登記などが挙げられます。
また、
行政書士と同じく
相続や遺言に関する
相談と、これらに関する書類作成も行っており、
行政書士に比べてより多くの法律の知識が必要とされるのが司法書士です。
▼まとめ
同じ法律家でも、
行政書士と司法書士では法律上で違いが設けられていることがわかりました。
行政書士は書類作成のプロですが、司法書士も行いますので、どちらに
相談すべきか迷った時は比較検討するといいですね。
当事務所では
行政書士がさまざまなご
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