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犬の鳴き声でご近所トラブルが起きてしまったときの対処方法

query_builder 2021/06/22
コラム
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犬を飼っている方の悩みで「犬の鳴き声でご近所トラブルにならないか心配」という声をよく耳にします。
ペットは思い通りにならないことも多く、しつけをするにも難しいですよね。
今回は、犬の鳴き声でご近所トラブルが起きてしまったときの対処方法についてお伝えします。

▼損害賠償を求められる可能性もある
「たかが鳴き声」と考えてしまいそうですが、実はペットのトラブルで損害賠償を求められる可能性があることを知っておきましょう。
「動物の愛護及び管理に関する法律」の第7条によると「飼い主は犬が他人に迷惑をかけないようにする責任がある」という内容が記載されています。
犬の鳴き声により隣人にストレスを与えたり、眠れなかったりと、迷惑がかかっていると判断されたときには、損害賠償が求められる可能性があるのです。

▼まずは謝罪に行く
本人が直接苦情を言ってくることは少ないですが、大家さんや保健所、警察を通じて苦情を伝えられることもあります。
どんな場合でも、苦情を受けたらまずは謝罪しにいくことが大切です。
早期の謝罪により和解すれば問題ないのですが、苦情を放置していたり対策しなかった場合には、状況が悪化してしまうかもしれません。

▼ペットへの対処方法
苦情がきたからと言って、大切なペットを手放したくはないですよね。
しかし鳴き声で迷惑を掛けているという事実は受け入れて、それに対する対策をしなければなりません。

■室内飼いに変更してみる
室外で飼っている場合は、室内飼いにしてみるのも1つの方法です。
外には犬を刺激する要素が多く、その分吠える頻度も高くなります。
室内で飼える環境があるのなら、一度検討してみましょう。

■ペットカメラを設置する
犬の鳴き声が多い原因は、寂しさからなのかもしれません。
留守中に鳴き声が多い状況であれば、音声マイク付きのペットカメラを設置しどこからでも犬に声掛けができる環境を作ってみましょう。
飼い主の声を聞いてペットが安心できれば、鳴き声も少なくなる可能性があります。

■防音リフォームをする
費用はかかりますが、どうしてもしつけができない、鳴き声がやまないというときは、防音リフォームも視野に入れてみましょう。

▼まとめ
犬の鳴き声で苦情が来たときは、まずは謝罪しにいきましょう。
そして鳴き声で近所迷惑にならないような対策をする必要があります。
もし当人同士では解決できない大きなトラブルになってしまったら、仲介人を挟んで対応する方が安心です。

弊社では、ペットのトラブルに対応する動物法務を行っています。
第3者の目線で冷静な判断と事実関係の把握を行うことで、問題を解決に導きます。
ペットトラブルでお困りの際は1度ご相談ください。

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