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遺産相続の流れをわかりやすく解説

query_builder 2021/06/01
コラム
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遺産相続が発生した場合、多くの人は「どんな流れで進めたら良いのか分からない」のではないでしょうか。
今回は、遺産相続の流れについておおまかに解説します。

▼遺産相続の流れ
遺産相続の手続きの中には、期限が決められている手続きがあります。
そのため、流れを把握してある程度のスケジュールを決めて動いていく必要があります。

■遺言状、相続人の調査
まずは遺言状が残されているのかを確認しましょう。
遺言状の有無や内容は、相続手続きの方向性を決める大切な要素です。

また、法律上の相続人が誰になるのか、何人になるのかを確認します。
相続人の出生から死亡までの戸籍を集めて確認しましょう。
この際に、予期せぬ相続人が発見されることもあります。
そうなると相続手続きに時間がかかる場合があるので、相続人の調査は早めに行うようにしましょう。

相続財産の調査
相続財産は、貯金や不動産などのプラスの財産だけではありません。
借金やローンなどのマイナスの財産も相続されます。
相続人の正しい相続財産を確認してから、その後の手続きに進みましょう。

相続放棄の判断(3ヶ月以内)
相続財産がマイナスであった場合は、相続放棄について検討しましょう。
相続放棄は相続があることを知ってから3ヶ月以内に手続きが必要です。

■準確定申告(4ヶ月以内)
準確定申告は、被相続人が確定申告が必要だった場合に必要となる手続きです。
準確定申告は相続があることを知ってから4ヶ月以内に手続きしなければなりません。

遺産分割協議書の作成
相続人の人数、相続財産が分かれば、どのように財産を分配するのかを決定し、遺産分割協議書を作成します。
すべての財産分配の方法について記載された遺言状があったり、相続人が1人であった場合は遺産分割協議書は必要ありません。

相続税の申告(10ヶ月以内)
遺産相続相続税の基礎控除額を超える場合や、相続税の特例などを利用する場合には、相続税の申告が必要です。
相続税の申告期限は被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10ヶ月以内です。

▼まとめ
遺産相続の手続きは、遺産や相続人が多いほど複雑になります。
また、申告期限が決められている手続きもある中で、なかなか思うように進まないこともあるでしょう。
その場合は、専門家に任せることも1つの選択肢です。

弊社では相続に関するご相談をお受けしています。
遺産相続についてお悩みの際は一度ご連絡ください。

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